互いに信頼のワンチーム、桜散るもリーチ主将「これからが大事」 ラグビーW杯
毎日新聞
2019/10/20 23:55(最終更新 10/21 01:14)
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ボールを南アフリカの選手がタッチラインに蹴り出した直後、日本のFWリーチ主将(東芝)は芝の上に座り込んだ。WTB福岡(パナソニック)は宙を見つめた後、CTB中村(サントリー)とハグをした。日本の得点はSO田村(キヤノン)のPGのみ。悔やしいノートライの敗北にも、リーチは円陣を組み、仲間たちに伝えた。「胸を張って、下を向くな。これからの態度や姿勢が大事だ」
パワーに自信を持つFWを前に出し、スクラム、モールで真っ向勝負を挑む南アフリカに屈した。2メートルを超える選手をそろえたラインアウトでも劣勢を強いられ、リーチは「相手が強みを100%出し、日本はうまく対応できなかった」と振り返った。ここまで3試合連続でトライをマークしていた福岡も前半、左サイドで30メートル以上を前進しながら、ゴールライン手前で相手の防御に遮られた。南アフリカが誇るマピンピ、コル…
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