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北海道で江戸時代に灯台の役割を果たした定灯篭(じょうとうろう)が、せたな町大成区にある。海岸線を見てもイメージする灯台は見当たらない。しかし、海岸線に建つ太田神社の拝殿脇に高さ1・2メートル、最大幅73・5センチの小さな灯台が岩の上に置かれ、日本海に沈む夕日を浴びて、独特のシルエットを浮かび上がらせていた。
現在のものは1988年に設置された青銅製のレプリカ。函館市中央図書館所蔵の西蝦夷図誌(1863年作成)には定灯篭が描かれており、台座に刻まれた文字から1857(安政4)年に設置されたと判明した。道内初の灯台ともいえる。当時は地元の人たちが毎晩交代で魚油で明かりをともし、光は約1・5キロ先まで届いたという。
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