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京を拓く/81 歴史学者・藤原辰史さん 地下茎、草の根から未来へ /京都

河合橋の欄干下、橋本体のわずかな隙間に根を広げ、枝を川面の方へ張り出す「根性松」=京都市左京区で、篠田直哉撮影

 <The Frontiers of Kyoto>

 京都市左京区の出町柳駅前、高野川に架かる河合橋東端北側に小さな松が生えている。橋の欄干下のわずかな隙間(すきま)に根を広げ、その身を川面へ張り出すように枝を宙へ伸ばしている。松は「根性松」とインターネットで話題になり、京都大学人文科学研究所准教授の藤原辰史さん(42)は「私も日々この松に、小さく弱い心を鍛えてもらっている通行人の一人」とネット(web春秋社「はるとあき」植物考)に書いている。

 「ナチスのキッチン」(共和国)や「給食の歴史」(岩波新書)を書いた藤原さんは「日常の中から生まれる課題に対し、身近な視点から闘っていく」と語る。具体的にどう闘うのか。根性松のような植物にヒントがある。

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