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ICT活用、授業支える黒衣 専門スキル持つ支援員

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キーボード付きのタブレット型端末を使う児童たちの様子に気を配るICT支援員の浜崎薫さん=浜田山小で、千脇康平撮影
キーボード付きのタブレット型端末を使う児童たちの様子に気を配るICT支援員の浜崎薫さん=浜田山小で、千脇康平撮影

 <kyoiku no mado>

 タブレット型端末や電子黒板といった情報通信技術(ICT)機器を活用した授業の導入が学校で進む中、存在感を増しているのが専門的なスキルを持つ「ICT支援員」だ。どんな役割を担っているのか。その仕事現場をのぞいた。【千脇康平】

 ●教室内で気配り

 「あれっ?」。10月7日、東京都杉並区立浜田山小学校。1年生の国語の授業中、男児が首をかしげた。机のタブレット型端末に表示した写真絵本の画像が突然消えてしまったようだ。助けを求めて手を挙げたが、担任は他の児童に対応中。代わりにすっと近づいたのはICT支援員の浜崎薫さん(54)。男児の脇にしゃがみ、「ここ押してごらん」と画面の一角を示す。男児が言われた通りに人さし指で触れると、元の画像が表れた。

 杉並区はICTを活用した教育に力を入れており、2010年度から通信教育大手「ベネッセコーポレーション」と業務委託契約を結んでいる。ベネッセのICT支援員は現在37人で、当初の4倍に増えた。浜崎さんは10年度当初からのベテラン。現在は浜田山小に週3日程度入るほか、研修を通じた他のICT支援員のスキルアップなども担う。ベネッセの担当者は「時代が変わり、先生の授業観も変化している。しっかりキャッチし、…

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