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台風19号 子ども食堂に食材を 水戸・協力農家浸水 地元新鮮野菜、寄付募る /茨城

今年2月に開催した「にこにこ食堂」の様子=水戸市城南3で(塙直子さん提供)

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泥だらけになったカリフラワーを見つめる柳生忠治さん。子ども食堂へ提供する予定だった=茨城県常陸太田市幡町で

 水戸市の子ども食堂が食材の寄付を呼びかけている。普段、野菜や果物を提供してくれる農家や家庭菜園の畑が台風19号の大雨で浸水し、収穫できなくなったからだ。次回は11月2日。運営スタッフは「楽しみにしている子どもたちに、おなかいっぱい食べさせてあげたい」と願っている。【川崎健】

     茨城保健生活協同組合(水戸市城南3)が運営する「にこにこ食堂」。生協の組合員や地元有志らがボランティアで、2016年7月から毎月第1、第3土曜に生協の一室で開催。数日前にさまざまな食材が届けられ、それらを見てからメニューを決めている。

     学校給食がない日にも、栄養価の高い食事を低価格で提供することが目的だ。中学生以下は無料、高校生や保護者は300円。毎回、近隣の児童や生徒、保護者ら15人ほどが集まる。

     だが、食堂の事務局によると、食材の提供元である水戸市や常陸太田市などの農園や家庭菜園が浸水し、収穫できなくなった。再開の見通しがはっきりしないため、次回だけでなく、その後も食材が不足する恐れがあるという。

     にこにこ食堂に届ける野菜を栽培している常陸太田市幡町の畑では、収穫間近だった白菜やカリフラワー、キャベツやナスの苗が泥だらけになっていた。久慈川支流の里川が氾濫し、浸水した。

     栽培したのは同市寿町に住む柳生忠治さん(68)。知人の紹介でにこにこ食堂を知り、2年前から開催に合わせて野菜を届けてきた。被害を免れた畑もあるが、浸水した畑の収穫量が最も多いという。「子どもたちのために早く再開したいが、泥をかぶった畑では来春まで栽培できない」と嘆く。

     にこにこ食堂は、食材が集まらなければスーパーで調達することを考えている。ただ、農業が盛んな茨城県だけに、調理担当の塙直子さん(66)は「地元で取れた新鮮な野菜を食べさせてあげたい」と話している。

     特に白菜やホウレンソウ、キャベツなど葉物野菜を求めている。寄付などの連絡は平日の午前8時半~午後5時半に、茨城保健生活協同組合(029・221・3406)へ。

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