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「五輪の食材に」ワカメ初のエコラベル取得 三重・答志島の塩蔵ワカメ

水揚げしたワカメの付着物を落とす漁師たち=三重県鳥羽市の答志島・和具漁港で2018年2月18日、林一茂撮影

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 三重県鳥羽市の離島・答志島の和具浦産の塩蔵ワカメが、一般社団法人・マリンエコラベルジャパン(MEL)協議会(東京)が発行するエコラベルの認証を取得し、21日、鳥羽磯部漁協の永富洋一組合長(76)と和具浦支所の橋本計幸(かずゆき)運営委員長(68)が中村欣一郎市長に報告した。ワカメのエコラベルの取得は初めてといい、橋本委員長らは「国際規格に準拠したエコラベルへと発展させ、来年開催の東京五輪・パラリンピックの食材として売り込みたい」と意気込んでいる。

 和具浦は、県内最大の養殖ワカメ産地の鳥羽市の8割にあたる約360トンを生産。約40戸が2~4月にかけて水揚げし、そのすべてを塩蔵ワカメとして出荷している。生産額は2・6億円という。

塩蔵ワカメに貼られるエコラベル=2019年10月21日午前11時、林一茂撮影

 販売促進や東京五輪への供給機会増加など、養殖業者からのエコラベル認証取得を望む声に応え、同漁協和具浦支所は4月、塩蔵ワカメの認証を公益社団法人・日本水産資源保護協会を通じてMEL協議会に申請。7月末に養殖と流通加工の2種類の認証を取得した。来年2月から加工が始まる塩蔵ワカメに認証のエコラベルが付けられるという。養殖と流通加工での認証は全国で計21件で、県内では初。

 エコラベルの認証機関は世界で140以上あるとされ、MEL協議会は、格式ある認証機関としての存在価値を高めるため、国際規格について判断する「世界水産物持続可能性イニシアチブ(GSSI)」に同協議会の認証を申請。すでに内部審査を通過している。

 橋本委員長らは「和具浦の塩蔵ワカメはとてもおいしいと評判だ。中村市長には、ぜひ和具浦のワカメを東京五輪に利用していただくよう県などに働きかけてほしい」と要望。中村市長は「働きかけていきたい」と約束した。【林一茂】

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