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「即位礼正殿の儀」で天皇陛下が述べられたおことばには、平成を継承し、平和を強く願う意思がにじんだ。
陛下は即位の宣言に続いて、上皇さまの平成の在位中の歩みに言及した。「常に国民の幸せと世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされ」と振り返り、陛下自身の決意を「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら」と同じ気持ちであることを述べた。
先の天皇に触れた上で、自身の決意を述べる流れは、上皇さまの即位礼正殿の儀(1990年11月)のおことばと同じ構成だ。象徴天皇制を研究する名古屋大大学院准教授の河西秀哉さんは「『国民の幸せ』『世界の平和』『常に願う』と同じ表現を繰り返しており、『平成を継承していく』という基本的な姿勢が強調されている」と分析する。
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