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令和・即位の礼

神々しさ演出 幕開き初めてお姿 即位礼 国民主権兼ね合い議論足りず

 皇居・宮殿で22日に行われた「即位礼正殿(せいでん)の儀」は、憲政史上初となる退位に伴って皇位を継承した天皇陛下の即位儀式のハイライトとなった。儀式の一部で伝統色を盛り込もうとする変更点もあったが、時間的余裕がある中で儀式のあり方を巡る議論は深まらず、平成の即位礼を踏襲した。

昭和以前まで採用の「宸儀初見」採用

 正殿の儀が行われた宮殿「松の間」。午後1時過ぎ、装束姿の宮内庁楽部職員による「鉦(しょう)」(かね)の合図で参列者が起立すると、「高御座(たかみくら)」と「御帳台(みちょうだい)」の幕が侍従と女官の手で開けられ、装束姿の天皇陛下と皇后雅子さまが姿を現した。

 平成の即位礼(1990年11月)から変更されたのが、参列者への両陛下の姿の見せ方だった。両陛下は、参列者からは見えない出入り口から松の間に入り、後方から高御座と御帳台に登壇した。宮内庁によると、幕が開いて初めて天皇の姿(宸儀(しんぎ))が現れる「宸儀初見(しょけん)」と呼ばれる手法で、平安前期の儀式書に記され、京都御所で儀式が行われていた昭和以前まで採用されていた。

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