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今どきの歴史

居家以岩陰遺跡(群馬県長野原町) 縄文文化の始原を見る

谷口康浩教授

 群馬県長野原町の居家以(いやい)岩陰遺跡がすごいと聞き、調査団長の谷口康浩・国学院大教授(先史考古学)を訪ねた。縄文時代早期が中心の遺跡。出土遺物が質・量とも突出し、縄文文化の起源解明への期待がかつてなく高まっているそうだ。

 JR吾妻線・長野原草津口駅の北方約1・5キロの山間にある遺跡。2014年から同大学と人類学、動・植物学、分析化学などの研究者が連携して調査している。最大の注目点は、専門家が目を疑うほどの人骨だ。

 約30平方メートルの発掘区から、今年夏までに縄文早期の約22体が出土した。年代は8500~8000年前。火山地帯の日本列島では土壌が酸性化して人骨は残りにくい。しかし、ここでは崖に張りだした岩の陰に灰が層をつくり、多数の人骨がアルカリ性の灰の中で、良質な状態で保たれた。

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