「女系天皇」政府は慎重 皇位継承議論再開へ 皇族数減少への対策止まりか

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「安定的な皇位継承」に向けた方策の利点と課題
「安定的な皇位継承」に向けた方策の利点と課題

 政府は天皇陛下の即位に関する一連の儀式が終わる今秋以降、安定的な皇位継承策の検討を再開する。ただし、自民党保守派が反対するため女性・女系天皇には踏み込まない方針だ。保守派を支持基盤とする安倍内閣は、皇族数減少への対策にとどめる可能性があり、有効な皇位継承策を打ち出せるかは不透明だ。【堀和彦】

 2017年6月に成立した退位特例法の付帯決議は、上皇さまの退位実現後に「安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等」を速やかに検討するよう政府に求めた。有識者会議は設置せず、政府が有識者へ個別に意見聴取する形式を想定する。

 皇室典範は、皇位継承資格者を「男系男子」に限る。現在の継承資格を持つ男性皇族は3人で、継承順位1位で陛下の弟の秋篠宮さま(53)より若い世代は、その長男の悠仁さま(13)しかいない。

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