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いきものと生きる

日本のイヌワシの美しさ=五箇公一

筆者描画のイヌワシ油彩=五箇公一さん提供

 「一番好きな生物は何ですか?」と聞かれれば、学者として研究する立場上、「ダニです」と答えることが多いが、実は子供の頃から、そして今でも最も好きな動物はイヌワシなのだ。

 きっかけは小学生の時に読んだ椋鳩十(むくはとじゅう)の動物童話「大空に生きる」。学校の図書室でふとこの本に出合い、劇中に出てくるイヌワシの魅力に引き込まれ、以来図鑑や写真集を本屋で立ち読みしたり、イヌワシの絵ばかり描いたりと傾倒しまくった。

 最大の魅力は、何と言っても大きな体と力強く羽ばたく広い翼。空を滑空する姿は神々しく、獲物を襲う瞬間は実に雄々しい。世界で最も美しい動物といってもいい。などと偉そうに口上はたれつつも、山中深くに生息する本物のイヌワシを見ることなんて子供時代にはかなうはずもなく、写真や映像を見て憧れる存在でしかなかった。

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