メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

こころの天気図

災害時に予備の薬は?=東京大教授、精神科医 佐々木司

え・清田万作

 先月に続き、この10月も大きな台風が襲った。被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げたい。いずれの台風でも鉄道などの公共交通機関は計画運休を行ったので、その日に予定していた外来は休診とした。患者さんも私自身も、クリニックへの行き帰りが難しかったからだ。

 そこで考え込んでしまったのが、処方している薬が次の診察まで足りるかどうかだ。精神科の治療は、数年から数十年かかることが多い。服薬している場合は、しっかり続ける必要がある。「長く飲んでいるなら、たまにやめてもいいのでは」と思うかもしれないが、そうではない。

 必要な薬をやめることは、状態の安定が崩れるきっかけとなる。睡眠に影響する薬のように飲まないと眠れずに困る場合には、本人も周りもその必要性にすぐ気付ける。しかし、やめて数日、数週たって初めて影響が出る薬もあり、注意が必要だ。

この記事は有料記事です。

残り614文字(全文982文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 大人気、耳にかけないマスク 「小耳症」の人にも 誰もが当たり前に着けられるように

  2. 三菱重工広島が初回に2点先制 松永、松原が連続適時二塁打 都市対抗

  3. 「ホテルの明細書あれば1000万%アウト」 桜前夜祭の野党ヒアリング詳報

  4. トヨタ東富士工場閉鎖 OBから惜しむ声「あんなにいい場所なのに…」

  5. 桜を見る会「前夜祭」そもそも何が問題だったのか? 捜査の行方は?

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです