財政審、防衛装備品調達の改善要請「徹底した単価削減が大前提」

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財務省=東京都千代田区で、小林祥晃撮影
財務省=東京都千代田区で、小林祥晃撮影

 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は23日、北朝鮮のミサイル開発や中国の軍事力強化など安全保障環境の変化を受けて増額傾向にある防衛費について、装備品の調達方法見直しやコスト削減による効率化を防衛省に求めた。

 防衛装備品を巡っては、中期防衛力整備計画(中期防)で2019~23年度の導入計画を策定済みだ。ただ防衛省が20年度予算の概算要求で、ヘリコプターや空中給油・輸送機などで計画する「まとめ買い」について、会議で財務省は「一定のコスト削減効果が…

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