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「前代未聞」元看護助手「自白維持」の上申書書かされる 滋賀・病院患者死亡

検察側が有罪立証を断念したことで無罪が確実となり、笑顔を見せる西山美香さん(左)=大津市で2019年10月23日午前10時3分、望月亮一撮影

 滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、入院患者の人工呼吸器を外して殺害したとして殺人罪で服役後、再審での無罪が確実になった元看護助手が、04年の1審の初公判直前に「(初公判で)否認しても本当の私の気持ちではありません」とする検察官宛ての上申書を県警捜査員に書かされていたことが明らかになった。弁護団は「捜査段階の自白を維持させる目的で書かせたとしか考えられない。前代未聞の行為だ」と批判している。

 無罪が確実になったのは同県彦根市の西山美香さん(39)。03年5月に男性患者(当時72歳)の人工呼吸器のチューブを外して殺害したとして、04年7月に殺人容疑で逮捕された。弁護団によると、西山さんは起訴直後から連日のように取り調べを受け、同9月の初公判3日前、取り調べ担当の捜査員に滋賀刑務所の拘置スペースで上申書を書かされたという。

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