エジプト北部のナイル川支流の水田地帯にあるカラモウス村は「パピルス村」と呼ばれる。古代エジプトで「紙」として使われ、ペーパー(紙)の語源にもなったパピルス紙は、カヤツリグサ科の多年草パピルス草が原料で、土壌の肥えたこの村で集中的に生産されている。古代とほぼ同じ製法で作られていると聞き、村を訪ねてみた。【カラモウス(エジプト北部)篠田航一】
この記事は有料記事です。
残り1455文字(全文1626文字)
毎時01分更新
<sui-setsu> 公衆衛生上、店舗の時短・休業がどう…
入院拒否に「懲役」は、妥当なのか――? 政府は、感染症法な…
◇「最悪想定」軽視 医療崩壊招く コロナ禍にあえぐこの国は…