連載

ラインブレーク

ラグビーでは相手の防御ラインを突破することを「ラインブレーク」と呼ぶ。9月20日開幕のW杯日本大会に向け、壁を突き破り新たな領域に踏み出す鍵を考える。第1部「ジャパンの足跡」では、過去のW杯について当時の選手が振り返る。

連載一覧

ラインブレーク

ラグビーW杯日本大会 第7部 ビクトリーロード/中 「強者の精神」重圧克服

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ラグビーW杯日本大会で優勝候補のアイルランドに勝利し、両手を突き上げて喜ぶ姫野(中央)や福岡(右から2人目)ら日本の選手たち=藤井達也撮影
ラグビーW杯日本大会で優勝候補のアイルランドに勝利し、両手を突き上げて喜ぶ姫野(中央)や福岡(右から2人目)ら日本の選手たち=藤井達也撮影

 自国開催のラグビー・ワールドカップ(W杯)の重圧は想像を絶するものだった。ロシアとの開幕戦(9月20日)で、日本は硬さからミスが目立った。しかし、その後は修正して大声援を力に変えた。重圧を乗り越えてつかんだ初のベスト8は、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)を中心に精神面を鍛えた成果だった。

 時に厳しく、時に穏やかな言葉で選手の気持ちを高める。そんなジョセフ流が垣間見えたのは、1次リーグ第2戦(9月28日)、W杯開幕を世界ランキング1位で迎えたアイルランド(対戦時は世界2位)との大一番だ。

 試合前、ジョセフHCは短い詩のような言葉を選手にぶつけた。

この記事は有料記事です。

残り768文字(全文1049文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集