資金不足を住民が支援した滋賀・江若鉄道 廃線50年で企画展 大津市歴史博物館

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
大津市歴史博物館で開催されているミニ企画展「江若鉄道-思い出の品々-」=大津市御陵町の大津市歴史博物館で2019年10月8日午前10時45分、諸隈美紗稀撮影
大津市歴史博物館で開催されているミニ企画展「江若鉄道-思い出の品々-」=大津市御陵町の大津市歴史博物館で2019年10月8日午前10時45分、諸隈美紗稀撮影

 浜大津(大津市)―近江今津(滋賀県高島市)を結んだ「江若(こうじゃく)鉄道」が廃線から50年となったのに合わせ、ミニ企画展「江若鉄道―思い出の品々―」が大津市御陵町の大津市歴史博物館で開かれている。当時の列車の写真や使われていた切符など、約150点を展示。湖西の大動脈を担った、半世紀前の往時をしのばせる。12月1日まで。

 江若鉄道は滋賀(近江)と福井(若狭)を結ぶ鉄道として計画された。1920(大正9)年には「江若鉄道株式会社」が設立。公共交通機関のなかった湖西の住民にとって鉄道敷設は悲願とされ、住民が1株50円(当時の米1石、農地100平方メートルの価格に相当)の株を買って資金不足を補ったことから「住民鉄道」とも呼ばれる。当時の株主は5820人に及んだという。

この記事は有料記事です。

残り600文字(全文936文字)

あわせて読みたい

注目の特集