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北陸新幹線の東京―金沢間で25日、全線の直通運転が13日ぶりに再開した。台風19号の影響で、これまで長野―上越妙高間が不通になっており、全線が開通したことで利用者からは安堵(あんど)の声が聞かれた。
東京駅では午前7時52分、金沢駅に向かう「はくたか553号」が出発。ホームはビジネスマンやスーツケースを持つ観光客らが列をなし、金沢市の主婦、沢田礼子さん(74)は「介護の関係で東北の実家と行き来している。このタイミングで自宅に帰れるのは助かる」と話した。仕事で上越妙高駅に向かう会社員の男性(72)は「1カ月前から仕事で直江津(新潟県上越市)に行くことが決まっていた。動かないと別ルートで遠回り。とても良かった」とホッとした表情だった。
北陸新幹線は、千曲川の氾濫で長野新幹線車両センターが浸水し、使用している30編成(各12両)のうち10編成に被害が出た。JR東は当面、通常の9割ほどの本数で運行する。【井川諒太郎】
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