「怖いなんてもんじゃない」畳の隙間から一気に水噴き出し 妻と着の身着のまま避難 千葉・茂原

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土砂崩れで倒壊した住宅=千葉市緑区誉田町で2019年10月25日午後8時27分、宮間俊樹撮影
土砂崩れで倒壊した住宅=千葉市緑区誉田町で2019年10月25日午後8時27分、宮間俊樹撮影

 台風15号の暴風で甚大な被害を受けた千葉県を25日、今度は豪雨が襲った。10月の1カ月分の雨が半日で降るほどの記録的な雨に見舞われ、各地の河川で氾濫が相次ぎ、土砂崩れが発生した。交通機関は乱れ、駅や空港は足止めをくらった客らでごった返した。

 千葉県茂原市では25日午後、一宮川の水があふれた。「怖いなんてもんじゃなかった」。川から約10メートルのところに住む丸島秀夫さん(67)、早苗さん(69)夫妻は命からがら自宅から逃げ出し、近くの工務店に身を寄せた。

 自宅が浸水したのは、市が避難指示を出した約2時間後の25日午後2時ごろ。秀夫さんによると、「畳が浮き上がって隙間(すきま)から水が噴き出して、もう一瞬だった」。平屋の自宅に逃げ場はなく、着の身着のまま外に出ると、腰までつかるほど水が上がっていた。秀夫さんは足が不自由で、早苗さんが助けを求めに外に出て、近くの工務店の社員に助けてもらった。秀夫さんは「40年以上住んでいて水が来たのは2回目だが、今回…

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