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記録的な大雨に襲われた千葉県は一夜明けた26日、犠牲者が新たに確認されるなど被害が次々と明らかになった。土砂崩れなどの現場では必死の救助・捜索活動が続き、9月の台風15号、2週間前の台風19号と被災が相次いでいるため、住民らの表情には疲労感がにじんだ。
土砂崩れ、がれき撤去続く
民家2棟が土砂崩れに巻き込まれ、うち1棟に住む60代と40代の女性が死亡した千葉市緑区誉田町では26日もがれきの撤去作業が続いた。近くの住民からは「信じられない」と悲しむ声が上がった。
現場は千葉市と市原市の境に位置し、閑静な住宅街が広がる。大雨が降った25日午後1時15分ごろ、アスファルトの小高い崖の一角が崩れた。近くに住む女性(71)は自宅で家事をしているときに、夫に「電線が揺れている」と告げられた。
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