米軍特殊部隊の急襲作戦によりバグダディ容疑者が死亡したことは、対シリア政策が迷走し米国内で批判を浴びているトランプ大統領にとって、絶好のタイミングで訪れた朗報となった。来年の大統領選に向けて自らの政策を正当化する材料としたい考えだ。
「バグダディ(容疑者)を捕まえるか殺害するかは、私の政権の安全保障政策の最優先課題だった」。トランプ氏はバグダディ容疑者死亡を発表した声明で、そう強調した。
米国内では、米軍のシリア北部からの全面撤収を一方的に発表したトランプ氏に対し、野党の民主党のみならず、トランプ氏を擁護する立場の与党の共和党上院幹部からも批判の声が上がった。
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