台風19号被災地にボランティアの足 「おたがいさまバス」に支援を

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おたがいさまバスの仕組み 拡大
おたがいさまバスの仕組み

 阪神大震災(1995年)を経験した神戸市の災害支援団体「被災地NGO恊働センター」が、東日本の広範囲にわたる台風19号の被災地に向けて被災地近隣の地域を発着するボランティアバスの運行費用支援をしている。対象は日帰りに限定し、バス運行費(1台10万円程度)を支援する。被災地に近い場所で新たなボランティア参加者を開拓する狙い。現時点では数台分しか費用が賄えておらず、併せて運行資金の寄付も募っている。

 運行費用支援は熊本地震(2016年)支援から続く「おたがいさまバス」プロジェクトで、NGOによるバスの運行支援は全国でも珍しいという。被災地に近い各地域でバスの運行とボランティアへの参加を呼び掛けてもらい、その費用を補助する仕組み。すでに中越地震(04年)の被災地・新潟県長岡市の有志が運行を計画しているという。

 初めて運行する場合でも、センターが被災地支援の方法なども併せてアドバイス。昨年の西日本豪雨では兵庫、鳥取、山口などから約20台が稼働し、延べ約400~500人がボランティアとして活動した。台風19号の被災地では厳しい冬が迫る中で、早急な家屋の片付け作業のニーズは多く、被災地NGO恊働センターの村井雅清顧問は「被災地に行けば何かができる。一人でも多くのボランティアが求められている」と訴える。

 寄付先は郵便振替で、口座番号01180・6・68556、加入者名=被災地NGO恊働センター。通信欄に「おたがいさま」と明記する。クレジットカードも利用でき、アドレスhttps://congrant.com/credit/form?project_id=605

 問い合わせは村井さん(090・3160・3816)。【井上元宏】

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