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科学 病院再編 高齢化の波ここにも

病院再編はすでに始まっています。石川県加賀市の山中温泉医療センターは病院から診療所に改装されました

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田中たなか泰義やすよし 毎日新聞まいにちしんぶん くらし医療部長いりょうぶちょう

 毎小まいしょう読者どくしゃは、元気げんきでいるかな。かぜをひいたり、けがをしたりしていないかな。わたし小学しょうがくねんのときに腎臓じんぞう病気びょうき入院にゅういんし、最近さいきんも2かい入院にゅういんしました。自宅じたくのそばに病院びょういんがあり本当ほんとうによかったとかんじています。

     いま複数ふくすう病院びょういんひとつにしたり、病院びょういんごとに対応たいおうする病気びょうき見直みなおしたりするうごき(再編さいへん統合とうごう)がはじまりました。なぜ、見直みなおさなければならないのでしょうか。

     日本にっぽんでは、65さい以上いじょう高齢者こうれいしゃえている一方いっぽうで、地方ちほう中心ちゅうしんどもがすくなくなっています。高齢者こうれいしゃはがんや認知症にんちしょう糖尿病とうにょうびょうなどの病気びょうきにかかりやすくなります。救急車きゅうきゅうしゃはこばれる緊急きんきゅう患者かんじゃ対応たいおうするには、24時間じかん365にち医師いし看護師かんごし病院びょういんのスタッフは待機たいきしなければなりません。

     病院びょういん運営うんえいするスタッフの人数にんずうやおかね余裕よゆうがあればいいのですが、大半たいはん病院びょういんではきびしい状態じょうたいつづいています。また、市町村しちょうそん都道府県とどうふけん運営うんえいする公立病院こうりつびょういんなどには、おとうさんやおかあさんがはたらいておさめた税金ぜいきん使つかわれています。つまり、かぎられたスタッフや税金ぜいきんをより有効ゆうこう使つかうためにも、それぞれの地域ちいきで、どんな病気びょうき重視じゅうしして医療いりょうすすめていくのかをかんがえる必要性ひつようせいたかまってきたのです。

     そこで、くに役所やくしょである厚生労働省こうせいろうどうしょう全国ぜんこく1455の公立こうりつ公的こうてき病院びょういん対象たいしょうに、心臓しんぞうのうこる病気びょうきやがんなど9種類しゅるい治療ちりょう実績じっせき付近ふきんおなじような実績じっせき病院びょういん有無うむ――について分析ぶんせきしました。そして、424病院びょういん再編さいへん統合とうごうかんがえる必要ひつようがあると提案ていあんしたのです。都道府県とどうふけんべつでは、北海道ほっかいどう54▽新潟にいがた22▽宮城みやぎ19▽長野ながの兵庫ひょうご15などと地方ちほうおおく、東京とうきょうなど都市部としぶすくない傾向けいこうです。

     ちかくに病院びょういんがなくなると、不便ふべんですね。そのてん学校がっこうおなじような存在そんざいです。毎小まいしょうのみなさんが地域ちいきには、どんな施設しせつがほしいですか。となり地域ちいき一緒いっしょ利用りようすることもみとめられますか。家族かぞく学校がっこうはなってください。


     医学いがく地球温暖化ちきゅうおんだんか原発げんぱつなどを担当たんとう学生時代がくせいじだいはオーロラを専攻せんこうした理系人間りけいにんげん本物ほんものたくて休職きゅうしょくし、アメリカのアラスカ大学だいがく留学りゅうがく。40だいでバイオリンをはじめた。1966年岐阜市生ねんぎふしうまれ。

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