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特集ワイド

作家・演出家 鴻上尚史さんに聞く… 「息苦しいこの国」で生き抜くには 世界はいい方向に進んでいる

鴻上尚史 作家・演出家=東京都墨田区で2019年10月17日、北山夏帆撮影

 作家・演出家の鴻上尚史さん(61)は、ギャグに満ちあふれた芝居やエッセーなどを通じ、時事問題にも切り込んできた。近著では「世間」や「空気」に縛られて息苦しいこの国で、生き抜くための処方箋を示す。現代の日本は、その目にどう映っているのか。新作舞台などから「鴻上ワールド」をのぞいてみた。【沢田石洋史】

 鴻上さんがツイッターの書き込みを検索していたとき、「おっ」と注目した言葉があったという。<ストリートライブは道交法違反です>。誰にも否定されない「正義の言葉」だ。「もし逆に<路上ライブを認めてやれよ>と書き込めば、<あなたは法律違反を擁護している>とたたかれる」。ここ1、2年でソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は「正義の言葉」であふれるようになったとみる。

 「スマートフォンを持った当初、人々は映画のうんちくなどを書き込んでいました。しかし、気取って感想を述べても、上には上がいて、否定されたり、炎上したりします。そうした学習を経て『正義の言葉』にたどりついた。米国でも同じような現象が起き、ソーシャル・ジャスティス・ウオーリアー(社会正義戦士)と呼ばれています」

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