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全国高校駅伝2021

2021年12月26日に京都市で開かれる男子第72回、女子第33回全国高校駅伝競走大会のページです。

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全国高校駅伝

県大会 男子、宮崎日大が連覇 女子、小林6年ぶり /宮崎

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笑顔でフィニッシュする宮崎日大・松井選手 拡大
笑顔でフィニッシュする宮崎日大・松井選手

 全国高校駅伝競走大会(日本陸上競技連盟、毎日新聞社など主催)の出場をかけた宮崎県高校駅伝競走大会が27日、西都市役所を発着点とするマラソンコースであった。男子(7区間、42・195キロ)は23チームが参加(うち5チームが順位にカウントしないオープン参加)し、宮崎日大が2時間8分1秒で2年連続2回目の優勝を飾った。女子(5区間、21・0975キロ)は10チームが参加(2チームがオープン参加)し、小林が1時間11分43秒で6年ぶり21回目の優勝を果たした。両校は12月22日に京都市で開かれる全国大会に県代表として出場する。男女上位3校は来月16日に大分県である九州大会にも出場する。また、男子は全国大会が第70回記念大会になるため、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄の各県大会で2、3位となった計8校のうち、九州大会の最上位校が全国大会に出場できる。【塩月由香、柳瀬成一郎】

 ◆男子

4―6区で区間新

 宮崎日大が中盤まで小林と接戦を繰り広げたが、4区から6区まで区間新の力走で連覇を達成した。1区は互角の展開。残りわずかで甲斐涼介選手(2年)が「3年生に恩返ししたい」と奮起し、11秒差でタスキをつないだ。中盤で一旦は追いつかれるが、4区からは3年生3人が地力を見せて引き離した。アンカーの松井遼太選手(2年)は「先輩が作った流れを受け、自分を信じて走るだけだった」と目に涙を浮かべていた。


上位成績◇

(1)宮崎日大 2時間8分1秒

(甲斐涼介、曳田道斗、湯浅仁、城戸洸輝、岡亮介、佐藤航希、松井遼太)

(2)小林   2時間9分3秒

(3)都城工  2時間20分4秒

(4)妻

(5)宮崎南

(6)宮崎西

(7)日章学園

(8)宮崎工

(9)都城高専

(10)都城泉ケ丘

区間賞◇

1区10キロ    甲斐涼介(宮崎日大2年) 32分51秒

2区3キロ     曳田道斗(宮崎日大2年)  8分32秒

3区8.107キロ 倉掛響(小林2年)    24分15秒

4区8.088キロ 城戸洸輝(宮崎日大3年) 23分50秒

5区3キロ     岡亮介(宮崎日大3年)   8分25秒

6区5キロ     佐藤航希(宮崎日大3年) 14分36秒

7区5キロ     冨永昌樹(小林2年)   15分 9秒

 ※4、5、6区は区間新


 ◆女子

区間賞独占で圧勝

ゴールテープを切ろうとする小林アンカーの末山選手
ゴールテープを切ろうとする小林アンカーの末山選手

 小林が区間賞を独占する圧倒のレースでライバル宮崎日大を退けた。1区の原田紗希選手(1年)が、早々に流れを作る。3キロ地点で「やってやる」と気合を込め引き離し独走。52秒の大差でタスキをつないだ。後続の選手も差を広げ、アンカー、末山優珠選手(2年)は6年ぶりの優勝を待ちわびるOBらの歓喜の中でフィニッシュ。「暑い中で苦しかったが、力を出し切った。最高のチームワークでの勝利」と喜び、仲間と抱き合った。


上位成績◇

(1)小林   1時間11分43秒

(原田紗希、大坪沙代、福川侑花、藤田あい、末山優珠)

(2)宮崎日大 1時間14分30秒

(3)都城商  1時間21分30秒

(4)妻

(5)宮崎南

(6)延岡商

(7)都城泉ケ丘

(8)宮崎学園


区間賞◇

1区6キロ      原田紗希(小林1年) 20分53秒

2区4.0975キロ 大坪沙代(小林2年) 13分38秒

3区3キロ      福川侑花(小林3年)  9分54秒

4区3キロ      藤田あい(小林1年) 10分05秒

5区5キロ      末山優珠(小林2年) 17分13秒

【全国高校駅伝2021】

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