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ISバグダディ容疑者死亡 「国家」壊滅 テロ脅威なお

今年4月に発表されたビデオ声明で話すIS指導者のバグダディ容疑者とされる人物=ISメディア部門アルフルカーン提供、AP

 過激派組織「イスラム国」(IS)の指導者アブバクル・バグダディ容疑者が死亡し、国際社会を恐怖に陥れた「疑似国家」の壊滅は必至の情勢となった。トランプ米大統領が成果を強調する一方で、残党の一部は周辺国などに拡散しており、テロの脅威は依然として残ったままだ。

 「ISは今なお資産があり、金(きん)を確保している。バグダディ容疑者の後継者を名乗る人物が現れる可能性もある」。ISに詳しいエジプトの過激派研究者ムニール・アディブ氏はそう話し、ISは今後も「勢力維持」を模索すると分析する。

 イスラム教の聖典コーランを極端に解釈し、「敵とのジハード(聖戦)」を正当化したISは、中東の領土を分割した1916年のサイクス・ピコ協定などを「列強による横暴な国境の線引き」と批判し、イスラム法に基づく政教一致の広大な理想国家を目指した。この思想は、腐敗や格差に不満を持つ中東やアフリカ、アジアの一部の若者を引き付け、アラブ・欧州諸国などから3万人以上の外国人がシリアやイラクに戦闘員として渡った。…

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