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戦火の中逃げ惑った 旧ソ連侵攻の南樺太 祖母の71年ぶり慰霊の旅に同行

旧真岡町の「鎮魂の碑」を前に手を合わせる祖母=サハリン州ホルムスクで2019年9月11日午前9時39分、菅野蘭撮影

 1945年8月15日に昭和天皇の玉音放送が流れた後も1週間にわたって旧ソ連軍と旧日本軍の戦闘があった旧日本領の南樺太(からふと)(現在のロシア極東サハリン州)。そこで生まれ育った87歳の祖母が9月、71年ぶりの「帰郷」を果たした。民間人と軍人を合わせて5000人が犠牲になったとされる戦いだが、戦後74年が経過し、樺太から引き揚げてきた体験者の高齢化が進む。記者(孫)が祖母の「慰霊の旅」に同行し、戦争の記憶をたどった。【菅野蘭、31歳】

 祖母の名は杉山愛子。32年、南樺太で馬車による運送業を営んでいた曽祖父と曽祖母の長女として生まれ、当時の恵須取(えすとる)町(現在のサハリン州ウグレゴルスク)で育った。太平洋戦争終結まで日本領だった南樺太は漁業や林業、炭鉱業が盛んで、約40万人もの日本人が住んでいた。

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