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迷走する小泉進次郎環境相 期待とバッシングの中どこへ

「気候行動サミット」が開かれたホールで、各国の関係者と言葉を交わす小泉進次郎環境相=米ニューヨークの国連本部で2019年9月23日午前、隅俊之撮影

 将来の首相候補が迷走している。初入閣し、環境問題を発信するため耳目を集める発言が相次いだ小泉進次郎環境相だったが、最近の記者会見や臨時国会での論戦では「進次郎節」を封印。安全運転を意識する答弁が目立ち、存在感を発揮できずにいる。期待とバッシングの中、小泉氏はどこに向かうのか。

 「年内をめどに仮置き場からの搬出を完了させる」。今月25日の記者会見で、小泉氏は台風19号の被害で発生した災害ごみについての方針を明らかにした。災害復旧に全力を挙げる姿勢を示したものだが、用意されたペーパーに目を落としながらの発言だった。

 就任当初、環境問題に取り組むためには「発信が重要だ」と強調していた小泉氏。注目され、積極的な「自分の言葉」による発言は多くのメディアに取り上げられていた。だが、先月下旬ごろから大きく変わる。記者会見で地球温暖化や海洋プラスチック問題など環境政策に関する記者の質問に対し、事務方が用意した想定問答を読み上げるシーンが増加。慎重な言い回しに終始する姿が目立ち始めた。

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