IAEA事務局長選 アルゼンチンのグロッシ氏勝利 イランへ厳しい姿勢

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国際原子力機関(IAEA)事務局長選に立候補し、公約を訴えるラファエル・グロッシ氏=ウィーンで2019年9月16日午前11時39分、三木幸治撮影
国際原子力機関(IAEA)事務局長選に立候補し、公約を訴えるラファエル・グロッシ氏=ウィーンで2019年9月16日午前11時39分、三木幸治撮影

 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥前事務局長の死去に伴う事務局長選が29日投開票され、在ウィーン国際機関アルゼンチン政府代表部のラファエル・グロッシ大使(58)が35カ国の理事国から3分の2以上の票を獲得し、当選した。南米出身としては初の事務局長となる。

 選挙戦の対立候補は、天野氏の側近だったルーマニア出身のコルネル・フェルータIAEA事務局長代行(44)だった。イラン核合意を巡り、イランに厳しい姿勢をみせるグロッシ氏は、核合意から離脱した米国や南米諸国の支援を受けたとみられている。

 イランや北朝鮮の核問題を抱え中立性が重視されるIAEAのトップに、米国に近いとされるグロッシ氏が就任することになり、一部の国の外交官から懸念の声も上がっている。

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