河野防衛相、嘉手納のパラシュート降下訓練の中止要請…米軍は強行 「大変遺憾だ」

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河野太郎防衛相=国会内で2019年10月29日、川田雅浩撮影
河野太郎防衛相=国会内で2019年10月29日、川田雅浩撮影

 河野太郎防衛相は29日午前の記者会見で、在日米軍が嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)で計画するパラシュート降下訓練の中止を米側に要請したと明らかにした。降下訓練は地元の負担軽減のため、同県伊江村の伊江島で実施することで日米両政府が合意している。だが、在日米軍は29日夜、嘉手納での訓練を強行。河野氏は同日夜、防衛省で記者団に「(日米)同盟に影響を与えかねない、大変遺憾な出来事だ」と述べた。

 防衛省によると、28日に米軍から、悪天候を理由に降下訓練を29日に嘉手納基地で行うと通知があった。河野氏は記者会見で「嘉手納で降下訓練が行われるのは明らかに(日米の)合意に反し、受け入れられない」と表明。「地元理解は同盟を維持強化していく上で最も基本的なことだ」と述べた。政府は在日米軍司令官や米大使館などに中止を申し入れた。だが、嘉手納基地では29日午後6時40分ごろから、真っ暗な夜空の中を米軍…

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