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もしかすると安倍晋三首相は「任命責任は私にある」と言いさえすれば、責任を取ったことになると勘違いしているのではないか。本気でそう思えてくる。
第2次安倍政権発足以降、閣僚の辞任は先週、経済産業相を辞めた菅原一秀氏で9人目。その都度、首相は任命責任を口にするが、後の人事に反省が生かされたようにはとても見えない。
しかも、菅原氏は有権者に金品を配った疑惑を認めたわけではない。辞任の理由に挙げたのは国会審議や行政の停滞である。これもいつもながらのパターンだ。
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