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森友学園事件、籠池夫妻にいずれも懲役7年求刑 検察「大幅に工事費水増し」 大阪地裁

大阪地裁に入庁する籠池泰典被告(左手前)と妻の諄子被告=大阪市北区で2019年10月30日午前9時59分、幾島健太郎撮影

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 学校法人「森友学園」(大阪市)を巡る補助金詐欺事件で、詐欺などの罪に問われた前学園理事長、籠池泰典(66)と、妻諄子(62)の両被告の論告求刑公判が30日、大阪地裁(野口卓志裁判長)であった。検察側は「大幅に工事費を水増しするなど、だます意図は明白だ」などと指摘。両被告にいずれも懲役7年を求刑した。判決は来年2月19日。

 裁判は今年3月に始まり、これまでに15回の公判が開かれた。籠池被告は初公判で、補助金をだまし取る意図はなかったと主張し、弁護側は、より量刑の軽い補助金適正化法の適用を検討するよう求めていた。諄子被告は関与をすべて否定し、無罪を訴えている。

 籠池被告はこれまで、大阪府・市からの補助金について、勤務実態がない職員の分まで申請したり、園児の診断書を改ざんしたりしたことは大筋で認めている。8月の被告人質問では「とても反省している」「やっちゃいけないことをした」などと述べた。

 国からの補助金については、学園が開校を計画していた小学校の設計業者が証人として出廷し、「(両被告から)工事費の水増しを指示された」などと証言。録音記録も示されたが、籠池被告は「記憶にない」などと繰り返した。

 一方、諄子被告は起訴内容を全面的に否認。「まったく知らなかった」などと述べ、補助金の申請などには一切関与していないと主張している。

 起訴状によると、両被告は小学校建設を巡り、虚偽の契約書を提出し、2017年2月までに国の補助金約5600万円を詐取。さらに11~16年度、幼稚園の障害児数などを偽り、府・市の補助金計約1億2000万円をだまし取るなどしたとされる。【村松洋、松本紫帆、山本康介】

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