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14日に閉幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、脅迫や抗議によって企画展「表現の不自由展・その後」が中止され、最後の数日間だけ再開された。中止を巡って賛成派は「作品は政治的なプロパガンダ」、反対派は「戦後最大の検閲」などと非難の応酬が続いた。戦前の表現規制や国威発揚に造詣が深い作家の辻田真佐憲さんは冷静な議論を促す一方、文化庁による愛知県への補助金交付の取りやめについては危機感があるという。【大村健一】
――一連の出来事についてどのように見ましたか。
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