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ヤーコンは南米アンデス地方原産のキク科の根菜で、とても栄養価が高い。今話題の「スーパーフード」としても推奨されている。どんな形でどんな味なのだろう――。茨城県つくば市の畑を訪ねた。【馬渕晶子】
訪れたのは、石島繁さん(68)の畑。ヤーコンが複数の太い茎を伸ばし、ヒマワリのような葉をつけていた。石島さんは同県阿見町のNPO法人「日本ヤーコン協会」副理事長を務め、ヤーコンの普及にも取り組んでいる。
11月以降の収穫期には茎は直径4センチ、高さ2メートル近くまで育つという。茎を引き抜くと、サツマイモのような乳白色の塊根の束が出てきた。アントシアニンの含有量の違いで薄いオレンジ色や黄みがかった紫色の品種もある。店頭に並ぶサイズは200~300グラムが目安だ。
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