
東京・日本武道館で8、9月に開かれた柔道世界選手権で、連覇を逃した男子81キロ級のイラン代表、サイード・モラエイ選手(27)が、同国政府から、敵対するイスラエルの選手との対戦を避けるために棄権を迫られたと訴えている。指示に従わずに出場を続けたため、現在は報復を恐れてドイツに亡命し、来夏の東京五輪出場の道を模索している。畳の上への政治介入はあってはならないことであり、国内外のスポーツ界が一致団結して抗議すべきだ。
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東京・日本武道館で8、9月に開かれた柔道世界選手権で、連覇を逃した男子81キロ級のイラン代表、サイード・モラエイ選手(27)が、同国政府から、敵対するイスラエルの選手との対戦を避けるために棄権を迫られたと訴えている。指示に従わずに出場を続けたため、現在は報復を恐れてドイツに亡命し、来夏の東京五輪出場の道を模索している。畳の上への政治介入はあってはならないことであり、国内外のスポーツ界が一致団結して抗議すべきだ。
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