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パラリンピック300日前 日本パラ界に追い風 独メダリスト、陸上アドバイザーに

ハインリヒ・ポポフさん=千葉県浦安市で2019年10月25日、岩壁峻撮影

 パラリンピックの陸上日本代表に心強い「援軍」が現れた。ドイツ代表の義足ランナーとして金メダルに輝き、昨年現役引退したハインリヒ・ポポフさん(36)。今年、陸上日本代表のテクニカルアドバイザーに就任し「全ての経験を伝えたい」と意気込んでいる。

 ポポフさんは骨肉腫のため9歳で左脚の膝下を切断した。ドイツは障害者スポーツの先進国であり、13歳で陸上を始めた。パラリンピックには2004年アテネ大会から4大会連続出場。12年ロンドン大会は100メートルで、16年リオデジャネイロ大会は走り幅跳びで金メダルを獲得し、昨年、競技生活を終えた。

 ポポフさんは現役時代の17年2月に義肢装具士の資格を取得。今年から義足製作を手がけるドイツの大手総合福祉機器メーカー「オットーボック」の社員として、義足利用者向けのランニング教室で世界中を飛び回る。選手経験を生かし、義足の開発者と利用者をつなぐ「トランスレーター(通訳)」になるのが自身の役割だと語る。

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