法相辞任で衆院憲法審査会開催見送り 国民投票法改正に暗雲 会期延長論も

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河井克行法相の辞任について記者団の質問に答える安倍晋三首相=首相官邸で2019年10月31日午前9時5分、川田雅浩撮影
河井克行法相の辞任について記者団の質問に答える安倍晋三首相=首相官邸で2019年10月31日午前9時5分、川田雅浩撮影

 河井克行法相の辞任を受け、約半年ぶりの実質審議を予定していた31日の衆院憲法審査会は開催が見送られた。与党が目指す国民投票法改正案の今国会中の成立は厳しさを増し、安倍晋三首相が目指す改憲のスケジュールにも影響しそうだ。相次ぐ閣僚の「失態」は日米貿易協定承認案の審議にも影響が及び、自民党内では12月9日までの会期の延長を求める声も出始めた。

 「辞任がもう少し遅ければ憲法審を開けたのに」。衆院憲法審の自民関係者は、憲法審の開会約2時間前に辞表を提出した河井氏への恨み節を漏らした。この日は与野党の委員による9月後半の欧州4カ国視察の報告と自由討議を予定していた。開催されれば、5月以来の実質審議となるはずだったが、法相辞任で野党が出席を見送り、審議は流れた。

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