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千曲川、上流雨量500ミリ 佐久、佐久穂など山間部 /長野

氾濫危険水位を超え、堤防ぎりぎりまで濁流が迫る千曲川=長野県佐久市御馬寄で12日

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 台風19号による千曲川流域の豪雨で、上流部右岸の佐久市、佐久穂町と群馬県境にまたがる山間部の連続雨量が500ミリ以上に達していたことが31日、県佐久建設事務所の調査で分かった。この一帯に降った大量の降雨が支流の増水や氾濫をもたらし、さらに千曲川下流の氾濫にもつながったとみられる。

 佐久建設事務所によると、管内の国道254号内山トンネル近くの観測所「初谷」(佐久市)では11日午後4時~13日午前1時の連続雨量が568ミリ(11日午後10時~12日午後10時の24時間雨量は548ミリ)、古谷ダム上流の観測所「上石堂」(佐久穂町)では11日午後3時~13日午前5時の連続雨量が579ミリ(同じく24時間雨量は557ミリ)に達していた。いずれも観測史上最多だった。同事務所では、500ミリ以上の雨が降った範囲は南北約14キロ、東西約3キロにわたり、400ミリ以上の雨は南北約20キロにわたったと分析している。一方、千曲川最上流部の観測所「秋山」(川上村)の11日午後2時~13日午前8時の連続雨量は284ミリだった。

 長野地方気象台によると、12日の24時間降水量は佐久市で303・5ミリ、北相木村で395・5ミリで、観測史上最多だった。

 千曲川右岸側支流は佐久市では田子川や滑津川、谷川、佐久穂町では余地川や抜井川の流域で氾濫や増水が起き、多数の道路や家屋などに被害が出た。

 佐久建設事務所の市岡進所長は「今まで経験したことがない量の雨が降った」と話している。【武田博仁】

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