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金言

緒方貞子さんの遺言=西川恵

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 国連の傍流の、たいして重要でない組織と見られていた人道活動や難民問題を扱う国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が、1990年代になって脚光を浴び出したのは難民問題が深刻になったからではない。緒方貞子という女性がいたからである。

 もし彼女がUNHCRを率いる国連難民高等弁務官(91~2000年)になっていなかったら、組織は難民問題に効果的に対応できず、「無用」の烙印(らくいん)を押されていた可能性もあったと私は思う。彼女は切迫した難民保護のため、UNHCRが手を付けなかった領域に果敢に踏み込み、新しい取り組みを作っていった。

 従来、難民と認定されるのは国外に流出した人だけで、国内にとどまった国内避難民は保護の対象外だった。…

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