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経済観測

研究・開発の「エコ」構築を=経営共創基盤CEO・冨山和彦

 今年のノーベル化学賞は、リチウムイオン電池用の画期的な電極材の発明で旭化成の吉野彰名誉フェローに決まった。リチウムイオン電池の実用化はスマートフォンやノートパソコンの利便性を飛躍的に高め、今日のデジタル革命の原動力の一つとなった。

 これを受けて、企業の基礎研究力の重要性を強調する声が出ている。しかし、この大発明がもたらしたイノベーションの果実の一番おいしいところを持っていったのは、いわゆるGAFAやBATJと言われる米国や中国の巨大プラットフォーマーや、サムスン、LGなどの韓国企業である。日本企業の多くはイノベーションの破壊性に対応できずに大苦戦を強いられた。

 そもそも基礎研究があって、次に応用研究、そして社会実装という段階が独立的に存在し、順を追ってリニア…

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