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英語民間試験延期 萩生田文科相記者会見 全文

大学入学共通テストの英語民間試験導入見送りに関する記者会見で質問に答える萩生田光一文部科学相=東京都千代田区で2019年11月1日午前9時33分、滝川大貴撮影

 萩生田光一文部科学相の1日の閣議後記者会見での主な発言は以下の通り。

 冒頭、私から大学入試英語成績提供システムにかかる今後の方針を報告する。私は就任以来、試験を受ける高校生のことを一番に思いながら、英語民間試験活用のための大学入試英語成績提供システムのあり方について、これまでの進捗(しんちょく)状況を冷静に分析しつつ、多くの方々の意見を聞きながら慎重に検討してきた。そうした中、先日私の不用意な発言で高校生をはじめとする皆様に大変なご迷惑をおかけしたが、この間もさらに多くの方々にご意見をいただくこととなり、より一層現状の課題を浮き彫りにすることができた。文科省としては、大学入試センターを通じてということもあり、民間試験団体との連携・調整が十分でなく、各大学の活用内容、民間試験の詳細事項の情報提供不足など、準備の遅れにつながることになった。ここまで準備を進めていただいた試験団体にもご迷惑をおかけした。大学入試英語成績提供システムは現時点において、経済的な状況や居住している地域にかかわらず等しく安心して試験を受けられる配慮など、文部科学大臣として自信を持って受験生にお勧めできるシステムになっていないと判断せざるを得ない。これ以上、決断の時期を遅らせるのは混乱を一層大きくしかねないため、ここに来年度からの導入を見送り、延期することを決断した。私の耳にはこれまで頑張って英語の勉強をしてきた高校生の声も届いているし、皆さんにはご迷惑をおかけして申し訳ない。

 私から言わなければならないことがある。それは今後のこと。英語4技能を身につけさせることは、これからのグローバル社会に必ず必要だ。それを入試でどのように評価するか。できるだけ公平でアクセスしやすい仕組みはどのようなものなのか。新しい学習指導要領で初めて実施をする令和6(2024)年度実施の大学入試に向けて、私の下に検討会議を作り、今後1年を目途に検討し、結論を出したいと思う。また、多面的・総合的に…

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