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「人の住むところじゃない」 災害ごみ処理追いつかず、県道沿いに100メートル超 福島・郡山

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県道沿いにある民家前の歩道に積み上げられた災害ごみ。処理のめどが立っていない=福島県郡山市水門町で2019年10月30日午前10時58分、梅村直承撮影

 台風19号による阿武隈川の氾濫で大きな被害を受けた福島県郡山市水門町の県道65号沿いに、災害ごみが100メートル以上にわたって積まれている。浸水した周辺民家から出された家財などが被災直後から置かれたまま回収されず、住民から早期の撤去を求める声が上がっている。

 郡山市は2カ所あるごみ処理施設のうち「富久山クリーンセンター」が被災。市内の処理能力が半分に落ち込んでいるため、仮置き場の膨大な災害ごみだけでなく、一般ごみの処理も追いつかない深刻な事態に陥っている。10月23日から災害派遣の陸上自衛隊も同町周辺でごみを撤去しているが、仕分けに時間がかかるため作業を終えるめどは立っていない。

 1階が被災し2階で生活する脇田文雄さん(79)の自宅は、庭が災害ごみで埋まり歩道にまであふれている。「日がたって、臭いが出てきた。人の住むところじゃない」と肩を落とす。市は処理能力に余裕のある近隣自治体の協力を得て、処理を急ぐ方針だ。【梅村直承】

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