特集

楽庫

演歌からポップス、ジャズに至るまで、ありとあらゆる音楽の話題をまとめてお届けします。

特集一覧

楽庫・歌謡ラボ

多岐川舞子「風の尾道」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 <楽庫(らっこ)>

 恩師・市川昭介の「男灘」で、1989年にデビューした多岐川舞子は、3年ほどで大人っぽいイメージに移行し、そこからほとんど印象を変えずに歌い続けてきた。当然、自分を生かす歌唱スタイルも身に付けた。これを根底から変えるのはむずかしい。数年前、作家陣を変えて歌唱法の転換を図ったが、無理がたたり、ほぼ2年、休養と充電に充てた。

 昨年「京都 ふたたび」で復帰し、今、「風の尾道」(かず翼詞、徳久広司曲、コロムビア)を歌う。尾道を舞台にして別れた男性をしのぶという定形の演歌だが、余裕を持ってストレスなく歌うのが多岐川らしい。

この記事は有料記事です。

残り159文字(全文428文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集