日韓関係が悪化する中、松山市とソウルを結ぶ航空路線の搭乗率を上げようと、愛媛県の国際交流部門が部局ごとの目標人数を示して、私費での韓国旅行を職員に促していたことが、県への取材で判明した。「目安」として掲げた目標は10~12月の3カ月間で660人とし、各部局から利用予定者数の報告も求めていた。県は「強要ではない」としているが、事実上のノルマと捉えられかねず、有識者からは「やりすぎだ」との指摘も出ている。
県国際交流課によると、観光交流部門などを統括する経済労働部長が10月ごろ、本庁9部局と3地方局、公営企業管理者、県教委に口頭で伝えた。同路線の搭乗率は今年7月まで80%以上だったが、9月は63%に落ちた。運航するチェジュ航空は今年10月から週3便を5便に増やすことを検討していたが、見送った。同課は路線維持のため搭乗率10%アップに該当する利用者数を試算し、各部局の所属職員数で案分、目標人数を割り…
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