メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

時の在りか

緒方貞子さんの「狼の義」=伊藤智永

 住みかを追われ、何とか命をつないでもらった女性は、難民キャンプで産んだ娘に「サダコ・オガタ」と名付けた。同じ名前の女の子が世界各地にいるという。

 緒方貞子さんに「貞子」と命名したのは曽祖父の犬養毅元首相である。首相官邸へ乱入した海軍将校たちに「話せば分かる」とたばこを勧めた犬養が「問答無用」と頭を銃撃された時、貞子さんは4歳。事件の記憶はなくても、非命は貞子さんの生涯を導いた。

 外交官だった父親に付いて、幼少期の8年間を戦前の米国と中国で育つ。「軍部は悪い」と普通に話す家だっ…

この記事は有料記事です。

残り1766文字(全文2007文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 小6女児が2日前から行方不明 大阪府警、情報提供呼びかけ

  2. 女子高校生、フェリーから飛び降り死亡 家族から不明届、警察官が保護し同行中

  3. 教諭が女子中学生にわいせつ 陸上部の合宿中、発覚後に行方不明 兵庫

  4. 「元の生活に戻れない」特殊詐欺で無罪確定の大学生 勾留10カ月で留年

  5. わずか20分の間に…両親が当日の経緯を公表 山梨女児不明

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです