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"障害者を排除する国" 自主制作映画で多様性考える 4日、大阪で上映会

映画「BADDREAM」のワンシーン=製作委員会提供

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 障害者を排除する国。そんな架空の日本を舞台にした自主制作映画「BADDREAM」(バッドドリーム)の上映会が4日午後1時半から、大阪市中央区の大阪産業創造館で開かれる。3年前に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件をきっかけに新潟で作られた。監督は「エンターテインメントとして楽しみながら、本当の『多様性』とは何かを考えてほしい」と話す。

 主人公は実在する脳性まひのお笑いコンビ「脳性マヒブラザーズ」。障害者を排除する法律ができ、強制収容される中、隠れて暮らす障害者や支援する仲間の姿と抵抗を描く。

映画「BADDREAM」のワンシーン=製作委員会提供

 メガホンを取ったのは、映画を作る新潟市の市民団体「にいがた映画塾」のメンバーで、自身も体の内部に障害があるMXUさん(42)。「ダイバーシティー(多様性)」が叫ばれる一方で社会の分断が深まり、マイノリティーを排除する空気が広がっていると以前から危機感を持っていた。

 相模原の事件で起訴された植松聖被告が事件前に「ヒトラーの思想が降りてきた」と話したと聞き、ナチス・ドイツに障害者とともに迫害されたユダヤ人の少女の「アンネの日記」にヒントを得て、差別を真正面から問う作品を撮ったという。

 モノクロ100分。上映後に監督や出演者らのトークショーもある。入場料1000円。問い合わせは障害者ドットコムの川田さん(070・6688・1717)。【鈴木泰広】

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