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あなたの土地が「隠れ盛り土」だったら…東京都35カ所マップ掲載せず

東日本大震災で地滑りを起こした盛り土造成地=福島市伏拝で2011年4月11日、釜井俊孝・京都大防災研究所教授撮影

 東京都が2014年に公表した「大規模盛(も)り土(ど)造成地」の分布マップに、戦前に造成された区部の35カ所(66万1000平方メートル)が掲載されていない。盛り土の厚さが確認できないとして掲載が見送られたため、「隠れ盛り土」になっている。都は今年度中に有識者に意見を聞いて公表するかどうか検討するとしているが、古い盛り土ほど地震で地滑りや液状化が起こりやすく、専門家は「住民に情報が伝わっていないのは問題だ」と指摘する。【畠山哲郎、宮崎隆】

 毎日新聞が都に情報公開請求して得た調査報告書と都への取材で判明した。8月までにマップを公表した道府県庁所在地の市と政令市の報告書も分析したが、調査で把握した大規模造成地を非公表にしたケースはなかった。

 マップ未掲載は世田谷10▽渋谷6▽練馬5▽中野3▽杉並3▽品川2▽大田2▽港1▽目黒1▽北1▽板橋1--の11区35カ所。いずれも谷埋め型の盛り土造成で広さは3000~7万5900平方メートル、総面積は東京ドーム約14個分に当たる66万1000平方メートルだった。大田区田園調布や渋谷区恵比寿西などの宅地も含まれている。

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