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東京国際映画祭

「マニャニータ」(フィリピン) 平均評価★×5.75

「マニャニータ」(フィリピン)

 顔半分にケロイド状の傷を持つヒロインは腕利きのスナイパーとして多くの軍功を上げる。が、除隊し、ビールを痛飲する毎日。そんなある夜、一本の電話を受け旅に出る。たどり着いた田舎町で、彼女は男から重いバッグを受けとる。(フィリピン、ポール・ソリアーノ監督、143分)

 長かった。スナイパーの孤独、復讐(ふくしゅう)と暴力の否定、説明しない“余白”を重視した作りなど、意図するところは分かる。しかし説明をそぎ落とすにしても、もう少し引き付ける工夫があってもいいし、あるいは映像の力が欲しい。これが中短編なら、もっと引き締まったろうに。

 映画の最後、何が起きたのかよく分からなかったが、記者会見で判明。麻薬戦争で容疑者殺害も辞さずのドゥテルテ政権にあって、歌で投降を促す警察署があり、効果を上げているという。この映画もそれを下敷きにしているという。クレジットでその映像が引用されているのだが、その事実に一番…

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