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第69期王将戦リーグ特選譜

豊島名人が思い切りのいい指し回しで2敗を守る 三浦九段は3敗目

王将戦リーグでの対局を終え、感想戦で振り返る豊島将之名人(右)と三浦弘行九段=東京都渋谷区の将棋会館で2019年11月4日午後5時53分、丸山進撮影

 広瀬章人竜王対久保利明九段戦と同日の対局。こちらは大広間「高雄」での対局で、王位戦予選の中村太地七段対阿部光瑠六段戦が一番離れた「雲鶴」で行われている。将棋プレミアムをご覧になっていた方は、駒音や秒読みの声が大きく響くように思えたかもしれないが、実際対局室にいるとそうは気にならない。最近のマイクが高性能のため、どんな小さい音でも拾ってしまう傾向があり、人間の耳に聞こえるより放送では響いて聞こえる。また、音の原因が分かっていれば対局者は驚くことがない。連日午後5時に聞こえる「夕焼け小焼け」の曲は、逆に聞こえないと「何かあったのでは」と思ってしまうかもしれない。

 本局の終了時は、「雲鶴」の対局で一方の対局者が秒読みに追われる状況で、気づいた三浦は途中から声を潜めて感想を述べていた。終局が分かると、少し大きな声になったが、離れた対局とはいえ気になったのだろう。【山村英樹】=▲が先手、△は後手

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山村英樹

1981年入社。青森支局を経て1986年から東京学芸部で囲碁将棋などを担当。

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