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岡崎 武志・評『カッティング・エッジ』『いちからわかる円山応挙』ほか

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今週の新刊

◆『カッティング・エッジ』ジェフリー・ディーヴァー/著(文藝春秋/2500円)税別

 ジェフリー・ディーヴァーによるリンカーン・ライム・シリーズの最新作、第14弾『カッティング・エッジ』(池田真紀子訳)が出た。四肢麻痺(まひ)で車椅子に乗る天才科学捜査官ライムと、彼の手足になって動く妻であり助手のサックス、およびチームの活躍を描く。

 今回の敵手は、ダイヤモンドに妄執を抱く連続殺人魔。結婚間近のカップルなどダイヤモンドを身につける者が襲われる。「未詳四七号」と名付けられた狡猾(こうかつ)な犯人はすぐ割れるが、このシリーズでは信用ならない。真犯人、別の首謀者が潜むのが倣いだからだ。

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